よしひこの思いつき雑記

日記や感想などなど。個人的なやつ。です。

コナー・マクレガーが勝つ唯一の方法

いよいよ週末に迫った世紀の一戦。無敗のフロイド・メイウェザーMMA新世代スーパースターのコナー・マクレガー。
ただこちら、どう考えてもメイウェザー有利のマッチメイク。いくらなんでもボクシング試合経験のほぼ無いマクレガーが無敗のチャンプに勝てるハズ無い、と言うのが下馬評です。
そもそもが別競技なんですね。「え、総合やしパンチもあるやん」と思う方もいるでしょう。しかし、総合はキックやタックルがある前提のボクシング技術なのでセオリーが全く違います。例えばダッキングはキックボクシングや総合ではほとんど使われません。蹴りやタックルの餌食になるからです。
そのように総合でのボクシングは、別の技術として成り立っている訳です。

さてではもしあなたがマクレガーのトレーナーだった場合、この無謀な挑戦にどの様な策を授けるでしょうか?

真っ先に思い付くのは、ヤケクソ戦法奇襲作戦。1Rから全力で打ち合う、ではないでしょうか?
確かに一定の効果はあるでしょう。しかしそれは全く相手の想定内。では奇襲とは呼べず、必ず対策をうたれており、切り抜けられるばかりか返り討ちに合う可能性すらあります。

ではどうすれば勝ち目があるのか。
(自分の妄想なのに勿体ぶってスミマセン。)
方法があるとすれば、ダーティーにいく事です。

頭突きや首相撲から倒すなど、ダーティーボクシングに徹する事で、なんとか勝利の可能性が発生するでしょう。

「何言ってる、反則じゃないか」と思われましたか?
確かに反則です。しかし失格ではありません。(度を超えなければ。)
反則と失格には明らかな違いがあります。反則をすれば減点になります。しかし即負けにはなりません。逆の言い方をすると、1ポイント渡せば頭突きが出来るのです。
頭突きは相手に大きなダメージを負わせる事が出来ます。だから反則なのです。しかし減点覚悟であれば打つ事ができると言う訳です。

この話を聞いた時、何かを思い出しませんか?数年前、日本でもタイトル戦でそんな試合をして勝利した次男がいたような…。

別に私は反則を推奨している訳ではありません。スポーツマンシップにのっとった後味の良いクリーンなファイトのほうが好きです。そうあるべきとも思います。

しかしこの難しいパズルは、多少の『お手つき』無しには解く事は出来ないと言いたいだけです。

その禁断の選択をとるかどうかは、本人の良識とプライドにかかっています。そこも今回の大きな見所と思っています。

もともとマクレガーは、総合の試合で反則では無いが危険とされている関節蹴りの数少ない使い手です。こちらは膝をめがけて正面から体重をのせて蹴ると言う技で、クリーンヒットすれば膝の皿が割れたり靭帯損傷につながる危険な技です。膝の故障はMMA選手生命を脅かすもので、桜庭和志山本KIDなどもそれによりスランプに陥りました。
ただし関節蹴りは反則ではなく、また非常に効果的で、ヒットしなくても相手は怖くて前に出にくくなります。使い手が少ないのは、紳士協定のようなモノ?と想像しています。相手を倒したいけど壊したくはないのでしょう。
でもマクレガーは使っちゃうんですね〜。勝負に対して冷徹なのでしょう。繰り返しますが、反則でないので使用に問題はありません。

さて、マクレガーは果たしてダーティーファイトを選択するのでしょうか?
いまやアイルランドの国民的スターがそんなリスクを冒すのかも気になります。
ただし、普通のボクシングをすれば100%に近い確率で負けるでしょう。

そろそろ決まりましたか?あなたならどんな策を授けるか。

いよいよ決戦の時。いろんな意味でワクワクして楽しみましょうか。


◻︎追加の戯言
まあ、他に策があるとすれば金やな。審判やジャッジや或いはメイウェザー本人まで買収したったらわ?
だって、最近グローブ小ぃちゃなったやん?あれなんでメイウェザー受けたん?なんか取引してんやろ?
試合前のドキュメンタリー番組もやたらマクレガー推しに見えるしなぁ。昔のT◯Sの亀◯推しと似とるで。
何か起きるんちゃうか〜〜??