日大アメフト
このまま長期化だと選手たちは、試合に出れないまま現役を終えてしまう。
本丸を崩したいのはわかる。
今しか無いというのもわかる。
ただ最優先されるべきは選手の今とも言えないでしょうか。
こういう案はムリでしょうか。
「日大アメフト部の公式試合停止処分を期間限定で解除し、期限までに状況の改善(被害者側の要求とおりに対応)がなければ再び停止処分とする。」
期限近くには再び世間の注目が集まり、風化を防げるというメリットもあるのではないでしょうか。
対応策を練る時間が生まれるというデメリットもありますが…
スポーツ選手の為のスポーツ機関であってほしい。
もちろんその為に尽力なさっている事は知っています。
ただ「今日」、選手は試合ができません。
他の事を差し置いてもその状況を早く解く事だって、重要ではないでしょうか。
元々この国はアスリートはあまりリスペクトされていないように思えます。
プロスポーツや五輪選手の収入も、他国に比べて低いです。
食べたいものも食べず、会社員の働く時間ほどトレーニングをする割には、収入には繋がらない。
それでも努力をし続ける事はなかなか出来る事ではありません。
その事を世間がもっと認識すれば、今回の様な不正は許せないと思えるハズです。
選手の努力を食い物にし、私物化し、ピンハネし。
全て選手に還元されるべきなのに。
この不祥事、もし「スポーツ」ではなく「勉強」だったらどうか。
「ウチの高校、不祥事で今年大学受験できなくなっちゃった。でもワンチャンあるかもしれないから勉強だけはしといて!」
…勉強する人いるでしょうか。
選手は組織に属している以上、無力です。
そんな状況でも立ち上がって声を上げた人もいます。
我々傍観者も無力です。
声を上げるのは難しいですが、放置すると次の世代に返ってきます。
どうしましょうか。